訪問看護師さん必見★訪問看護の所長と管理者の違いとは?
2023/10/19
今回のテーマは訪問看護の役職についてです!訪問看護で働いてみて、ご自身の勤務する事業所について「前の事業所には所長がいたけど、今の勤務先にはいない」「管理者との違いって何だろう?」と素朴な疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
今回は、既に訪問看護で働いている方もそうでない方も「へぇ~!」と思っていただけるような、役職の違いや役割についてお届けします!
「所長」と「管理者」の違い
厚生労働省が出している「訪問看護の事業の人員及び運営に関する基準」によれば、
★「管理者」→<訪問看護ステーションを運営するために必ず必要>な役職
★「所長」→<管理者が兼ねることも多く、必ずしも運営上必須でない>役職
となっています。
さらに、管理者には条件があり「管理者は保健師・助産師または看護師でなくてはならない」とされています。言い換えるなら、所長として働ける人は幅広く、管理者は特定の有資格者である必要がある、と言うことです。
「管理者」の役割
管理者は、訪問看護を行うために必要な知識や技能を持っていることが必要(有資格者)とされており、さらに常勤の看護師であることも条件となります。
主な業務は所属する訪問看護師から相談事を受けるたり、その日に活動する仲間と打ち合わせを行うことで、「事業所全体の動きを把握すること」となります。
そのため、管理者となった場合は自身の業務だけでなく<周囲を見る力>が養われます。
また、ご自身の経験を後輩に伝えることで、訪問看護の未来に力を発揮できます。
「所長」の役割
事業所やステーションにおいては、所長職が設置されている場合が少なくありません。
「所長」が置かれる理由は主に二つあり、一つは「事業所の管理者が責任者を兼任している場合」です。この時、の所長は文字通り「事業所」の「長(代表)」の意味で「所長」と呼ばれることが多いようです。
もう一つの理由は「事業所において、リハビリ担当の者が管理者または、責任者としての役割を担っている場合」です。管理者になる資格は持たないが、十分な能力があると認められた者が、「所長」となることで事業所の管理をしていることが挙げられます。
こちらも同じく<周囲を見る力>が養われると同時に、責任者を兼任している場合は<マネジメント能力>も磨くことが出来ます。
役職の意味と必要性
ここまでは役職の業務内容となれる人、なれない人について解説してきましたが、役職を定める際に一番大切なことは、<外部から見ても分かりやすい>組織となっていることです。
特に地域包括ケアを行う上で、訪問看護は各所関係組織とのやり取りも重要です。
例えば、「管理者」「マネージャー」「責任者」「事務長」がいる事業所で『代表の方をお願いします』と頼まれた場合、誰に確認をとれば良いか分かりにくく非効率的です。
そこで、対外的窓口として「所長」がいれば、効率的に対応を繋ぐことが出来ます★
<誰がどんな役割を担っているか>については仲間内全員が理解し、把握しておけば、自分自身の役割と相談先は自然と明確になり、仕事もしやすくなります!
まとめ
訪問看護の仕事は一人きりで働いているわけではありません。組織としてどんな構造をしているかを知ることで、今よりももっと働きやすく、自分らしい活動を提案するきっかけになるかもしれません。
いつか就くかもしれない役職について、知るきっかけになれば幸いです!
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さいごに
現在弊社では仲間を募集しています!
私たちのステーションは、クリニックと連携しているのでそこも魅力の一つになります。
グループ内での連携が整っているので、お互いの仕事を尊重し合い、働きやすい環境になっています。
情報交換もしていくので、看護師さんのスキルアップにも繋がります。
訪問看護師として、また、この福利厚生をふんだんに利用して、充実した時間を一緒に過ごしませんか?
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