訪問看護とフットケア
2025/04/28

こんにちは!ライフ訪問看護ステーション事務長の小高です。
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訪問看護では、患者の全身状態の管理が求められますが、その中でも見落とされがちなのが「フットケア」です。高齢者や糖尿病患者にとって、足の健康は生活の質(QOL)に直結します。本コラムでは、訪問看護の視点からフットケアの重要性と、他にはない具体的なケアの工夫について解説します。
なぜ訪問看護にフットケアが必要なのか?
足は「第二の心臓」とも呼ばれ、血流や神経の働きと深く関係しています。しかし、訪問看護の現場では、以下のような理由からフットケアの優先度が下がることがあります。
①全身の管理が優先される
訪問看護師は患者の全身状態をチェックし、特に急性の病状や危険な症状に優先的に対応するため、足元の細かなケアが後回しにされがちです。特に体調が不安定な場合や、急な症状が現れた場合、看護師の関心がそちらに集中してしまいます。
②直接的な痛みや症状がない場合、見過ごされやすい
足の健康問題は、痛みや明らかな症状が現れない限り、見過ごされがちです。例えば、初期の乾燥や軽いひび割れ、爪の軽微な異常などは、患者が自覚していないことが多いため、訪問看護師の目にも入りにくいです。しかし、これらの小さな問題が放置されることで、後々大きな問題へと発展することがあります。
③ケアの重要性が十分に認識されていない
フットケアの重要性は、他の看護分野に比べて認識が薄いことがあります。特に高齢者や糖尿病患者にとって、足の健康は直接的な生活の質に影響を与えるにもかかわらず、フットケアに対する教育やトレーニングが不足している場合があります。
フットケアの不足が引き起こす問題
足のケアが不足すると、感染リスクが増加したり、歩行能力が低下する可能性があります。特に糖尿病患者は、足潰瘍や壊疽(えそ)のリスクが高く、早期の発見とケアが重要です。また、足の健康は歩行能力にも影響を与え、患者の自立度に直結します。
訪問看護で実践できるフットケア
訪問看護師は、患者の状態に合わせたフットケアを提供できます。以下に、実践的なフットケアの方法をいくつか紹介します。
・足の観察とリスク評価
フットケアの第一歩は、足の観察とリスク評価です。足の皮膚状態や温度の変化をチェックし、乾燥、ひび割れ、傷の有無を確認します。また、爪の状態(巻き爪や変色など)を観察し、早期に異常を発見します。これにより、感染症や合併症を予防できます。
・保湿とマッサージ
乾燥やひび割れを防ぐために、保湿ケアが重要です。尿素配合クリームなどを使用して、足の乾燥を防ぎます。また、血流を促進するために、軽いマッサージを行うことも有効です。特に糖尿病患者は血行不良が進行することが多いため、マッサージが有効なケアの一環となります。
・適切な爪切りの指導
爪の手入れもフットケアにおいて欠かせません。深爪や巻き爪を防ぐための正しい爪切り方法を指導します。特に糖尿病患者では、足の感覚が鈍くなっていることがあり、自己処理での事故が起こることもあります。訪問看護師が適切な爪切り方法を教えることで、リスクを減らすことができます。
・靴と靴下の選び方サポート
足に合った靴と靴下の選び方も重要です。通気性が良く、足を締め付けない靴を提案します。また、むくみや変形を考慮した靴下の選び方もサポートし、足の健康を守ります。特に寝たきりの患者や高齢者にとって、靴選びは転倒や感染予防に大きな影響を与えます。
足の病気と予防方法
フットケアを行う際には、足に関する代表的な病気の理解も重要です。以下は、訪問看護師が注意すべき足の病気とその予防方法です。
・糖尿病足病(Diabetic Foot Disease)
糖尿病患者は、血糖値のコントロールが不十分であると、足に神経障害が起こり、感覚が鈍くなることがあります。これにより、軽微な傷や感染が気づかれずに悪化し、最終的に足の壊死や切断に至ることがあります。予防には、血糖値の管理と定期的な足のチェックが重要です。
・褥瘡(じょくそう)
長期間の床上安静が続く患者には、褥瘡(床ずれ)が発生するリスクがあります。足もその対象となり、特にかかと部分に圧迫がかかることで皮膚が損傷し、褥瘡が発生します。予防策としては、定期的な体位変換と、かかとの保護が効果的です。
・巻き爪
巻き爪は、爪が皮膚に食い込むことで痛みを引き起こし、感染を伴うこともあります。予防には、爪の正しい切り方と、適切な靴の選定が重要です。特に、爪を深く切りすぎないように注意する必要があります。
訪問看護ならではのフットケアの工夫
訪問看護ならではのフットケアの工夫を紹介します。
ケース1:糖尿病患者の足潰瘍予防
80代の糖尿病患者の男性に対し、訪問時に足の冷感と小さな傷を発見しました。看護師はすぐに医師と連携し、傷が潰瘍に進行する前に適切な治療を行いました。早期対応により、足潰瘍を防ぎ、患者の足の健康を守ることができました。
ケース2:寝たきり患者の足の血流改善
長期間ベッド上で過ごす患者に対し、フットマッサージと足の挙上を組み合わせて血流を促進しました。これにより、足のむくみや冷えが軽減され、患者の表情も明るくなりました。家族からも感謝の言葉をいただき、訪問看護の効果を実感しました。
まとめ
訪問看護におけるフットケアは、患者の生活の質を向上させる重要な要素です。足元の小さな変化を見逃さず、適切なケアを行うことで、感染予防や歩行機能の維持につながります。足のケアは「ただの足のケア」ではなく、患者の健康を支える一歩として、訪問看護の中でフットケアの視点を取り入れていきましょう。
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