“見る看護”から“聴く看護”へ—在宅で活きる観察力
2025/06/19

こんにちは!ライフ訪問看護ステーション事務長の江藤です。
いつもコラムをみていただき、ありがとうございます!まずはじめに、皆さまにホームページからの応募限定で受けられる、看護師さんのための特別な福利厚生制度についてご紹介をさせていただきます☆
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病院勤務から在宅医療にフィールドを移すと、看護師としての「観察力」がこれまでとは異なる形で試されます。ベッドサイドでモニターや数値を通じて行っていた観察から一歩進み、目に見えない“声”を聴き取る力が求められるのが、訪問看護の世界です。
今回は、“見る看護”から“聴く看護”へとシフトする中で、訪問看護師に求められる観察力とは何かについて考えてみましょう。
目に見える情報に加え、“語られないこと”を感じ取る力
病棟では、患者のバイタルや検査値、表情、動作、処置の反応など、視覚的・数値的に得られる情報が豊富です。それに比べて訪問看護では、限られた時間と環境の中で、その人の「暮らしそのもの」から情報を拾い上げる必要があります。
たとえば、利用者の話すテンポ、言葉の選び方、間の取り方、目線の動き。家の中の温度や湿度、床の様子、冷蔵庫の中、薬の飲み残し――。それらはすべて、“語られていない”けれど確かなメッセージです。
「最近、あまり食べたくなくてね」と話す利用者の横に、封の切られていないお弁当が何日分も残っている。「調子いいよ」と言いながら、いつもより話す声が弱く、顔色が冴えない。こうした“ずれ”を敏感にキャッチし、そこから支援の糸口を見つけていくのが、在宅での観察力です。
家庭という“生活の現場”が持つヒント
訪問看護師が足を踏み入れるのは、医療空間ではなく生活空間です。そのため、観察の視点は「患者」ではなく「生活者」としての全体像を見ることにあります。
たとえば、部屋が急に片付かなくなっていたら、うつ症状のサインかもしれません。ペットボトルのキャップが開けられずに並んでいたら、手の関節に痛みが出てきているかもしれません。高齢のご夫婦の家で、片方の配偶者が急に疲れて見えたら、介護負担が限界に近いことを示している可能性もあります。
これらは、「見て、聴いて、感じて、気づく」ことによって初めて浮かび上がってくる情報です。病院では見えなかった、その人の“暮らしの変化”こそが、訪問看護師にしか見つけられない兆しなのです。
沈黙にも耳を澄ます
“聴く看護”には、言葉そのものだけでなく、「沈黙」や「言い淀み」にも注意を払う姿勢が含まれます。
病気や障がいについて口にしないこと、助けを求める言葉をあえて避けること――それは利用者の強さであり、時に“助けて”のサインでもあります。
「大丈夫」と繰り返す声がどこか不自然だったり、何度も同じ話をしてしまったり。そうした一見すると些細な変化に、「何かが違う」と気づける感性こそが、在宅の看護における大きな強みです。
観察力を高めるためにできること
では、こうした“聴く観察力”を磨くにはどうすればよいのでしょうか。
1.利用者との信頼関係を丁寧に築く
心を開いてもらえる関係でなければ、繊細な変化は見えてきません。
2.記録を読み返し、前回との変化に敏感になる
小さな変化の積み重ねに注目することで、“いつもと違う”を見逃さない力が養われます。
3.多職種と情報を共有し、視点の多様性を得る
ケアマネージャーや家族など他者からの気づきを、自身の観察と照らし合わせることで精度が上がります。
まとめ
「見る」から「聴く」へ――この変化は、単なる技術の進化ではありません。それは“相手の人生に寄り添う”という、訪問看護師ならではの看護観の表れです。
観察力とは、医療者のためのものではなく、相手の声なき声を聴くためのもの。訪問看護という現場において、五感と心をフルに使った“聴く看護”は、利用者と家族の安心と尊厳ある暮らしを支えるための、大切な力なのです。
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