ステーションコラム

【お正月の危険…!?】お餅をのどに詰まらせたときの対処法

2021/12/13


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こんにちは、ライフ訪問看護ステーション事務長の小高です★

今年は久々に家族揃ってお正月を迎える方も多いのではないでしょうか。
この時期になると必ず、「お餅を喉に詰まらせて死亡」というニュースが流れます。
高齢者の事故は1月に集中し、その数は年間の43%にもなります。
「残念ながら、お正月に亡くなられる方が多くがお餅詰まりだ。」と
葬儀会館で務めていた私の母が言っていました。

参考:消費者庁『年末年始、餅による窒息事故にご注意ください』

 

お餅がのどに詰まったら?

①すぐ救急車を呼ぶ
正常に声を出せない状態であれば「窒息」と判断し、速やかに救急車を呼びましょう。119番に電話をすると、救急隊員が対処の方法を教えてくれます。窒息して酸素が足りない状態になると、数分で意識を失う場合や、脳に障害が起こってしまう危険性もあるので迅速な判断が必要です。

②応急処置の方法
咳をすることが可能であれば咳をできるだけ続けましょう!
咳は異物の除去に最も効果的です。また応急処置方法は下記を参考にして下さい。

③お餅を食べる時の注意点
・食べやすい大きさに小さくする
・水分で潤った状態で口に入れ、ゆっくり噛んでから飲み込む

ご高齢者の場合、筋力の衰えから『噛む力』・『飲み込む力』が低下していることに気づいていない場合もあります。
楽しいお正月にする為にも、皆さまのご参考になれば幸いです。