ステーションコラム

【奉仕の精神とビジネス精神】は共存する! ~訪問看護師が抱える葛藤を考える~

2022/09/22


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こんにちは!ライフ訪問看護ステーション事務長の小高です。

いつもコラムをみていただき、ありがとうございます!

 

今回は、訪問看護師さんの悩みでもある【患者様のことを考えているのに売上のことを言わないで!】について、僭越ながら私が考えるビジネス精神についてお話ししたいと思います。

ビジネスマインドを持ってもらうために必要なことは?

①奉仕の精神は絶対必須であるということ

看護学校や病院では、看護技術や「患者のための奉仕の精神」は学ぶものの、医療機関の経営やマネジメントについてはほとんど学びません。
看護師に限らず医療職が自身の仕事を「ビジネス」としては捉えにくいのは医療は公的な社会資本であるため、人によっては「奉仕の精神」と「ビジネス(≒お金儲け)」は相反するものだという認識があり、事業者が利潤を追求することを快く思わない方が多いからだと思います。
私が看護師さんたちに伝えたいことは、「奉仕の精神」と「ビジネス」には一貫性があり、むしろビジネスとして成立してこそ継続的に「奉仕の精神」を発揮することができる、ということです。

②質の良いケアを提供するために効率よく働くということ

たとえ訪問件数が増えても、訪問時間が短くなることで利用者様に対するケアの質が下がってしまえば、本末転倒です。効率化やコストカットばかり考えても、それが良いケアの提供に繋がる可能性は低いと思います。まずは「一人一人の利用者様に質の良いケアを提供する」ことが大前提です。
しかし利益がない中では、質の良いサービスを提供するのは不可能になります。なぜならば、看護師の仕事はボランティアではないからです。

まとめ

時に経営に関する情報やデータを共有し、職種の垣根を越えて対話する機会を作ることは大切なことです。訪問看護は看護師さんがいてこその事業になります。
事務長として大切なことは、看護師さんのサービスの質を下げないで利潤の追求をすることだと考えています。
これからも良いサービスを提供できるように行動していきたいと思っています!

さいごに

私たちのステーションは、クリニックと連携しているのでそこも魅力の一つになります!
グループ内での連携が整っているので、お互いの仕事を尊重し合い、働きやすい環境になっています。
情報交換もしていくので、看護師さんのスキルアップにも繋がります。
訪問看護師として、また、この福利厚生をふんだんに利用して、充実した時間を一緒に過ごしませんか?
転職やキャリアチェンジをお考えの方は是非一度お問い合わせ下さい★

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