ステーションコラム

【長期化するひきこもりの実態】8050問題

2021/12/06

こんにちは、ライフ訪問看護ステーション事務長の小高です。
皆さんは、「8050問題」という言葉をご存知でしょうか?

8050問題とは

「80代」の親が「50代」の子どもの生活を支えているという問題です。
平成31年3月には、40~64歳の「ひきこもり中高年者」の数が推計61万3000人に上ったという調査結果も出ており、若者の話題を呼びました。
社会的に親子が孤立する、あるいは親の年金に頼って生活していた子どもが
親の死後に経済的に困窮するといった事態も増えつつあります。

8050の背景にあるものとは

実は、子どもの「ひきこもり」。この言葉が社会にではじめるようになったのは1980年代~90年代。ひきこもり期間は、3年~5年が最も多く21.3%、一方で30年以上の人は6.4%もいます。(図2参照)

出典:『生活状況に関する調査(平成30年度)』内閣府をもとに作成

 

就労ありきではない多様な支援

厚生労働省では、支援の一つとして「ひきこもり対策推進事業」に取り組んでいます。ひきこもり地域支援センターでは、医療機関・ハローワーク・行政・民間団体などと連携し、状況に応じて適切なところへ繋いでくれるので、安心して利用することもできます。

参照:厚生労働省「ひきこもり支援推進事業」より

 

さいごに
本来なら仕事は色々な人と出会い、自分が成長できるかけがえのない場所です。
ただ、様々な理由で多くの人が社会との関わりを断ってしまうケースもあります。
辛い経験がある方こそ人の痛みがわかり、優しい社会を作れるのではないかと私は思います。