ステーションコラム

訪問看護師さん必見★訪問看護とせん妄のケア

2024/02/01

こんにちは!ライフ訪問看護ステーション事務長の小高です。

いつもコラムをみていただき、ありがとうございます!まずはじめに、皆さまにホームページからの応募限定で受けられる、看護師さんのための特別な福利厚生制度についてご紹介をさせていただきます☆
ライフ訪問看護ステーション採用情報はこちら

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
業界初!!のスーパー福利厚生かと思います☆
普段は美容外科で◯十万円〜提供しているコースを、弊社では福利厚生で受けていただけます!!

・ハイフ 3~6ヶ月1回
金糸やメスを使わずにシワたるみのリフティング(フェイスリスト)ができる最新のHIFU機器です。
メスや糸を使わない自然な感じにリフトアップできます。

・ハイドラフェイシャル 月1回
クレンジング・ピーリング・毛穴吸引・シミ・そばかす、のみならず、赤ら顔やニキビ跡の赤身にも効果があります。さらに照射することでコラーゲンが増生され、肌のハリやキメも整うため、総合的な美肌効果を得られます。

・フォトフェイシャル ステラM22 月1回
シミ・そばかす・赤ら顔・ニキビ跡の改善。3ステップ30分で6つの機能「クレンジング、ピーリング・毛穴吸引、保湿、美容液導入、保護」を行う美容トリートメントです。
ハイドラフェイシャルだけが特許技術を使用して、おうちで撮れない毛穴の汚れを除去しながら、保湿成分を含む美容液を肌に浸透させます。施術直後から肌がやわらかくツルツルに明るくトーンアップし、さらにその効果は長期間持続します。

・ケアシス
シミ・くすみ・キメ・小じわなどのお悩みに神経細胞から抽出された高機能ペプチド美容液を導入します。
肌への刺激はなく、透明感とハリのあるお肌へ導きます。

※美容機器につきましては今後新しい機械を定期的にアップデートしていく予定です!

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

訪問看護では様々な症状のご利用者さまと接します。その中には、身体的なものから精神的なものまで様々です。今回は、超高齢化社会とは切っても切れない、認知症や精神疾患で現れることがある「せん妄」のケアについて、お届けします。

 

せん妄とは?

「せん妄」とは、<意識障害と主とした様々な精神症状を引き起こしている状態>を指します。体の不調や薬の副作用などで発症することがあり、始めは見当識障害から発症することが多い状態です。
見当識障害とは、「今日はいつか(時間)、ここはどこか(場所)、この人は誰か(人物)など、自分の置かれている状況についての認識」を意味し、これが障害されると言うことは、先に挙げた物事が分からなくなる症状を指します。
症状は数日から数週間の間に落ち着くことが多いですが、放置は決してせず経過観察をしっかりと行います。なぜなら、これらの症状は昼間には落ち着いて見えても夕方になると急に興奮したり暴れたりすることがあるからです。

 

せん妄の種類

せん妄には、見当識障害以外にも傾向によって分類することが出来ます。その種類によって対処が変化してくるので、ご利用者さまがどのような症状なのかを判断することはとても重要です。

●過活動性せん妄
興奮状態になり、大きな声を上げたり、幻覚や妄想が現れるタイプです。普段よりも活動的になり、緊張や不安で増悪します。脳の中の大脳辺縁系が過剰に活動することで引き起こされます。興奮のため睡眠障害に陥りやすく、生活の昼夜が逆転することが特徴です。

●低活動性せん妄
活動量や口数が少なくなり、常にまどろんでいるような状態になります。無表情・無気力であり、声をかけても反応が薄いのが特徴で、食事の量も減っていきます。暴力や興奮するようなことがないため介護に影響がなく、せん妄症状であることに気づけない可能性があることには注意しなければなりません。表面上の症状から、うつ病と誤診されることも多いようです。

●混合型せん妄
過活動性せん妄と低活動せん妄の症状が、24時間以内に両方現れる状態がこれに当たります。日中と夜間で症状が変化する場合もあるので、ご利用者さまと一緒に生活されている方がいらっしゃれば、そうした変化などについて聞き取りを行います。

せん妄に陥るきっかけとしては、疾患や薬剤、急激な環境の変化、脳機能の障害などが考えられます。もしもご利用者さまやご家族から相談を受けた場合は、今の症状の把握と原因究明に努めましょう。

 

せん妄のケア方法

ご利用者さまの症状の傾向がつかめたら、症状に合わせた対処を行います。

・落ち着きがない場合
せん妄症状を発症していると、自分自身の欲求をうまく表せなくなることがあります。そのため、痛みや生理現象(尿意・便意等)を表現できず落ち着きをなくす場合があります。そうした時は、相手の意をくみ取り目標を達成させれば落ち着きを取り戻すことができます。
ただし、ご利用者さまが興奮状態になり暴れている時は、強引な原因究明や声掛けはかえって逆効果です。まずは周囲に投げたり壊したりできる物があれば遠ざけて、様子を見ましょう。

・幻覚がある場合
非現実的なものが見えたり、聞こえたりする状態です。その時は決して否定せず、受け止めます。ここで否定をしてしまうと、ご利用者さまの不安と混乱を招き興奮状態に移行してしまったり、信頼関係に肘が入る恐れがあるので注意しましょう。

・原因を取り除く、軽減する
もしもせん妄症状が薬により誘発されている場合は、医師に変更を相談してみましょう。また、バイタルサインの観察もご利用者さまの状態を把握するのに役立ちます。何か変化があればいち早く対処が必要です。
せん妄症状と不安は強く関わりがあると言われており、「部屋を明るくする」「音楽をかける」などの刺激は症状を軽減させることで知られています。
さらに、見当識障害の軽減には壁にカレンダーをかけて×印をつけたり、時計を見やすい位置に置くなどすると、不安が軽減されることもあります。ご家族と話し合い、ご利用者さまがリラックスできる環境を整えましょう。

 

まとめ

せん妄を完治させる治療法は現在でもまだ確立されていません。なぜなら、その方がどんな時に不安を感じ、安心感を得ているかは個人差が大きく、それを理解しているのは日頃からその方と関わる人々だけだからです。
しかし、ご利用者さまと密接に関わる訪問看護師にならばもっともよいケアを行える可能性があります。これから在宅医療が増加する日本に、訪問看護師はなくてはならない存在となるでしょう。もしもご興味があれば、お一人お一人のご利用者さまが自分らしく在れるよう、一緒に力を尽くしてみませんか?
世田谷区で転職するならここ!★弊社の福利厚生も要チェック★

 

さいごに

現在弊社では仲間を募集しています!
私たちのステーションは、クリニックと連携しているのでそこも魅力の一つになります。
グループ内での連携が整っているので、お互いの仕事を尊重し合い、働きやすい環境になっています。
情報交換もしていくので、看護師さんのスキルアップにも繋がります。
訪問看護師として、また、この福利厚生をふんだんに利用して、充実した時間を一緒に過ごしませんか?
転職やキャリアチェンジをお考えの方は是非一度お問い合わせ下さい★
ライフ訪問看護ステーション採用情報はこちら

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――