「医療的ケア児」を地域で支える時代へ——制度と現場の「今」を読み解く
2025/09/29

目次
こんにちは!世田谷で訪問看護サービスを行う「ライフ訪問看護ステーション」、事務長の江藤です。
当ステーションでは、高齢者の在宅ケアを中心に訪問看護を提供しています。
いつもコラムをみていただき、ありがとうございます!
まずはじめに、皆さまにホームページからの応募限定で受けられる、看護師さんのための特別な福利厚生制度についてご紹介をさせていただきます☆
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業界初!!のスーパー福利厚生かと思います☆
普段は美容外科で◯十万円〜提供しているコースを、弊社では福利厚生で受けていただけます!!
・ハイフ 3~6ヶ月1回
金糸やメスを使わずにシワたるみのリフティング(フェイスリスト)ができる最新のHIFU機器です。
メスや糸を使わない自然な感じにリフトアップできます。
・ハイドラフェイシャル 月1回
クレンジング・ピーリング・毛穴吸引・シミ・そばかす、のみならず、赤ら顔やニキビ跡の赤身にも効果があります。さらに照射することでコラーゲンが増生され、肌のハリやキメも整うため、総合的な美肌効果を得られます。
・フォトフェイシャル ステラM22 月1回
シミ・そばかす・赤ら顔・ニキビ跡の改善。3ステップ30分で6つの機能「クレンジング、ピーリング・毛穴吸引、保湿、美容液導入、保護」を行う美容トリートメントです。
ハイドラフェイシャルだけが特許技術を使用して、おうちで撮れない毛穴の汚れを除去しながら、保湿成分を含む美容液を肌に浸透させます。施術直後から肌がやわらかくツルツルに明るくトーンアップし、さらにその効果は長期間持続します。
・ケアシス
シミ・くすみ・キメ・小じわなどのお悩みに神経細胞から抽出された高機能ペプチド美容液を導入します。
肌への刺激はなく、透明感とハリのあるお肌へ導きます。
※美容機器につきましては今後新しい機械を定期的にアップデートしていく予定です!
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慌ただしい日々の中でも
「医療的ケア児」という言葉を耳にする機会が増えてきました。人工呼吸器や胃ろう、気管切開など、医療的な処置や見守りを日常的に必要とする子どもたち——かつては入院が前提だった彼らが、今では在宅で家族と過ごすことが「当たり前」になりつつあります。
この変化の背景には、制度の整備、地域支援体制の構築、そして訪問看護の力があります。本コラムでは、医療的ケア児を取り巻く社会的変化と、訪問看護師としての役割について掘り下げていきます。
医療的ケア児の定義と増加の背景
医療的ケア児とは、NICU(新生児集中治療室)などで集中的な治療を受けた後も、在宅で医療的な処置を必要とする子どもたちを指します。厚労省の報告によると、医療的ケア児の数は年々増加傾向にあり、全国で約2万人以上が在宅で生活しているとされています。
その背景には、医療技術の進歩によって救命される子どもが増えた一方で、後遺症や慢性的な医療依存状態が残るケースが多くなってきたことが挙げられます。
制度的支援の拡充と地域移行の加速
2021年には「医療的ケア児支援法」が成立し、地方自治体に対し、保育・教育・福祉・医療の各分野が連携して支援体制を構築する責務が課されました。これにより、医療的ケア児の通学支援や訪問看護の活用、保育所等での受け入れが制度的にも後押しされています。
また、小児対応の訪問看護ステーションが増えたことで、地域での受け皿が広がりつつあります。いまや「医療が必要だから自宅では過ごせない」時代ではなく、「地域でどう支えるか」が問われる時代へと移行しています。
訪問看護師に求められる役割
医療的ケア児への訪問看護では、バイタルサインの確認や呼吸器・胃ろうの管理だけでなく、成長発達の視点、家族支援、学校との連携など、幅広い視点が求められます。
特に重要なのは、「看る」と「育てる」の両立です。医療的管理をしながらも、子どもが自分らしく成長できるよう関わる姿勢が大切です。たとえば、遊びを通したリハビリ、発語を促す関わり、日常の成功体験の積み重ねが、子ども自身の生きる力を引き出します。
【実例紹介】“地域で育てたい”という思いに寄り添って
ある医療的ケア児・Yくん(4歳)は、在宅で人工呼吸器をつけながら生活しています。ご両親は当初、「家で何かあったらどうしよう」という不安から、ほとんど外出ができずにいました。
しかし、訪問看護師が週3回の訪問を開始し、気管切開部の管理や吸引のトレーニングを行いながら、日常のちょっとした変化や成長を共有する中で、ご家族は徐々に自信をつけていきました。今では医療的ケアに対応可能な保育所にも通い、地域での生活がぐっと広がっています。
このように、訪問看護が“安心の後ろ盾”になることで、ご家族は「守る生活」から「育てる生活」へと一歩を踏み出せるのです。
まとめ
医療的ケア児は、決して“特別な子ども”ではありません。どの子も、その子らしく生きる権利を持っています。そしてその環境を整えるのは、社会の責任であり、訪問看護師の専門性が生きる場でもあります。
制度が変わっても、家族の不安はゼロにはなりません。だからこそ、現場に立つ私たちが、寄り添い、支え、そして共に育む存在であることが、これからの地域医療においてより一層求められていくのです。
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さいごに
現在弊社では仲間を募集しています!
私たちのステーションは、クリニックと連携しているのでそこも魅力の一つになります。
グループ内での連携が整っているので、お互いの仕事を尊重し合い、働きやすい環境になっています。
情報交換もしていくので、看護師さんのスキルアップにも繋がります。
訪問看護師として、また、この福利厚生をふんだんに利用して、充実した時間を一緒に過ごしませんか?
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