「声なき声」を支える看護——ALS患者と共に歩む在宅療養の現場から
2025/09/15

こんにちは!世田谷で訪問看護サービスを行う「ライフ訪問看護ステーション」、事務長の江藤です。
当ステーションでは、高齢者の在宅ケアを中心に訪問看護を提供しています。
いつもコラムをみていただき、ありがとうございます!
まずはじめに、皆さまにホームページからの応募限定で受けられる、看護師さんのための特別な福利厚生制度についてご紹介をさせていただきます☆
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業界初!!のスーパー福利厚生かと思います☆
普段は美容外科で◯十万円〜提供しているコースを、弊社では福利厚生で受けていただけます!!
・ハイフ 3~6ヶ月1回
金糸やメスを使わずにシワたるみのリフティング(フェイスリスト)ができる最新のHIFU機器です。
メスや糸を使わない自然な感じにリフトアップできます。
・ハイドラフェイシャル 月1回
クレンジング・ピーリング・毛穴吸引・シミ・そばかす、のみならず、赤ら顔やニキビ跡の赤身にも効果があります。さらに照射することでコラーゲンが増生され、肌のハリやキメも整うため、総合的な美肌効果を得られます。
・フォトフェイシャル ステラM22 月1回
シミ・そばかす・赤ら顔・ニキビ跡の改善。3ステップ30分で6つの機能「クレンジング、ピーリング・毛穴吸引、保湿、美容液導入、保護」を行う美容トリートメントです。
ハイドラフェイシャルだけが特許技術を使用して、おうちで撮れない毛穴の汚れを除去しながら、保湿成分を含む美容液を肌に浸透させます。施術直後から肌がやわらかくツルツルに明るくトーンアップし、さらにその効果は長期間持続します。
・ケアシス
シミ・くすみ・キメ・小じわなどのお悩みに神経細胞から抽出された高機能ペプチド美容液を導入します。
肌への刺激はなく、透明感とハリのあるお肌へ導きます。
※美容機器につきましては今後新しい機械を定期的にアップデートしていく予定です!
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筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、運動ニューロンが徐々に障害され、筋力が低下していく進行性の疾患です。罹患者は徐々に話す、食べる、呼吸するといった日常的な機能を失い、最終的には寝たきりの状態になることも少なくありません。治癒が困難なこの病と向き合うALS患者にとって、「自宅で過ごす」ことが人生の尊厳や安心感を支える大切な選択肢になります。本コラムでは、訪問看護師としてALS患者の在宅療養をどのように支えるのか、その実践と心構えについて掘り下げてみます。
ALS患者の在宅療養に必要な支援とは
ALS患者は進行に応じてさまざまなケアを必要とします。たとえば、呼吸障害が進行すれば在宅での人工呼吸器管理が求められ、嚥下障害があれば胃ろうなどによる経管栄養が必要になります。さらに、会話が困難になれば、文字盤や視線入力装置などのコミュニケーションツールも大切な支援手段になります。
訪問看護師に求められる役割は、単なる医療行為の提供にとどまりません。患者や家族の「意思」をくみ取る力、予測的な観察、急変への備え、他職種との連携など、多面的な関わりが求められます。
変化する症状への「先読み」と「備え」
ALSの特徴は、機能低下が徐々に、しかし確実に進んでいく点にあります。「今はできている」ことが、明日にはできなくなる可能性もある——その現実と向き合うには、変化を先読みして事前に備える視点が欠かせません。
たとえば、嚥下機能の低下がみられた際には、誤嚥性肺炎を防ぐための食事形態の見直しや、嚥下訓練の導入が必要です。さらに、人工呼吸器の導入や気管切開のタイミングについては、本人・家族の意向もふまえた丁寧な対話が重要です。
こうした“前さばき”があるからこそ、急な入院やトラブルを未然に防ぐことができます。
家族のケアも看護の一部
ALS患者の在宅療養は、家族の協力なしには成り立ちません。24時間の見守り、吸引や体位交換といったケア、意思疎通のサポートなど、家族の担う役割は大きく、時に心身の負担も深刻です。
訪問看護師は、家族の声にも耳を傾け、「ひとりで抱え込まない」ケア体制を一緒に構築する伴走者であるべきです。レスパイトケアの提案、地域資源の紹介、家族のメンタルケアなども、看護の一環として考える必要があります。
「その人らしく生きる」ことを支える看護
ALSの療養は、ゴールが「治癒」ではなく、「その人らしく生きる」ことに置かれます。話すことができなくなっても、笑顔を見せたり、家族の声にうなずいたり、好みの音楽を聴いたり——残された機能や感覚を最大限に生かし、QOLを維持することが、訪問看護師にできる最大の支援です。
何を大切に生きたいのか、延命治療は望むのか、最期はどこで迎えたいのか。こうした意思を確認し、支援に落とし込んでいくことも、看護師の専門性が発揮される場面です。
まとめ
ALSの在宅療養は、静かで、しかし深く重みのある支援の積み重ねです。「声なき声」を読み取り、「今日も安心して自宅で過ごせる」と思ってもらえるような関わりを大切にしたいものです。訪問看護師は、患者と家族の最も近くで「希望」を支える存在。だからこそ、日々の関わりが大きな意味を持ちます。
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さいごに
現在弊社では仲間を募集しています!
私たちのステーションは、クリニックと連携しているのでそこも魅力の一つになります。
グループ内での連携が整っているので、お互いの仕事を尊重し合い、働きやすい環境になっています。
情報交換もしていくので、看護師さんのスキルアップにも繋がります。
訪問看護師として、また、この福利厚生をふんだんに利用して、充実した時間を一緒に過ごしませんか?
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