ステーションコラム

医療・介護業界が迎える「2025年問題」

2025/07/17

こんにちは!ライフ訪問看護ステーション事務長の江藤です。

いつもコラムをみていただき、ありがとうございます!まずはじめに、皆さまにホームページからの応募限定で受けられる、看護師さんのための特別な福利厚生制度についてご紹介をさせていただきます☆
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業界初!!のスーパー福利厚生かと思います☆
普段は美容外科で◯十万円〜提供しているコースを、弊社では福利厚生で受けていただけます!!

・ハイフ 3~6ヶ月1回
金糸やメスを使わずにシワたるみのリフティング(フェイスリスト)ができる最新のHIFU機器です。
メスや糸を使わない自然な感じにリフトアップできます。

・ハイドラフェイシャル 月1回
クレンジング・ピーリング・毛穴吸引・シミ・そばかす、のみならず、赤ら顔やニキビ跡の赤身にも効果があります。さらに照射することでコラーゲンが増生され、肌のハリやキメも整うため、総合的な美肌効果を得られます。

・フォトフェイシャル ステラM22 月1回
シミ・そばかす・赤ら顔・ニキビ跡の改善。3ステップ30分で6つの機能「クレンジング、ピーリング・毛穴吸引、保湿、美容液導入、保護」を行う美容トリートメントです。
ハイドラフェイシャルだけが特許技術を使用して、おうちで撮れない毛穴の汚れを除去しながら、保湿成分を含む美容液を肌に浸透させます。施術直後から肌がやわらかくツルツルに明るくトーンアップし、さらにその効果は長期間持続します。

・ケアシス
シミ・くすみ・キメ・小じわなどのお悩みに神経細胞から抽出された高機能ペプチド美容液を導入します。
肌への刺激はなく、透明感とハリのあるお肌へ導きます。

※美容機器につきましては今後新しい機械を定期的にアップデートしていく予定です!

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2025年は“待ったなし”の転換点

2025年――それは、団塊の世代がすべて75歳以上となり、日本が本格的な「超高齢社会」に突入する年です。
高齢者人口が急増することで、医療・介護サービスの需要は過去に例を見ないほど拡大します。一方で、働き手不足、財政負担、地域医療体制の不均衡といった構造的課題も深刻さを増しています。

この「2025年問題」は、単なる年号の話ではなく、日本社会全体の医療・介護体制をどう再構築するかという大きな課題です。今回は業界全体の視点から、その概要と課題、私たちが備えるべきポイントを整理します。

 

2025年問題とは?:その本質

2025年には、約800万人いる団塊の世代が全員75歳以上の「後期高齢者」となります。これにより、高齢者人口は総人口の約3割、後期高齢者が総人口の約2割を占めると見込まれています。

高齢化が進むにつれ、慢性疾患や複数疾患を抱える高齢者が増え、入退院を繰り返さず“住み慣れた地域で暮らし続ける”ための支援体制が不可欠になります。これはつまり、病院完結型から地域完結型の医療・介護への大転換が求められるということです。

直面する主な課題

1. 人材不足の加速

医療・介護現場では、すでに人材不足が深刻ですが、2025年以降はさらに拍車がかかると予測されています。
特に介護分野では、2025年時点で約32万人の介護人材が不足するという試算もあります。看護師、医師、介護職、リハビリ職など、専門職の確保と育成が急務です。

2. 医療財政の圧迫

高齢者医療の費用は年々増加しており、2025年には国民医療費の約4割を高齢者が占める見込みです。医療保険制度の持続可能性をどう確保するかは、国全体の課題です。

3. 地域格差と都市・地方の二極化

都市部では病床数が足りず、地方では医師や介護職がいないというように、地域によって課題の形が異なります。全国一律の制度では対応しきれない現場も増えており、「地域包括ケア」の本質的な実現が求められます。

どう備える?医療・介護業界が取り組むべきこと

◎ 地域包括ケアシステムの強化

住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体となって提供される体制=地域包括ケアシステムの構築は、2025年問題への最重要戦略です。行政や医療機関、介護事業者、地域住民など、多職種が連携し、地域ごとの柔軟な取り組みが求められます。

◎ ICT・AIの活用による省力化と見える化

ICTやAIを活用した記録業務の効率化、バイタルサインの遠隔モニタリング、情報共有のデジタル化など、現場の業務負担を減らしながら質を担保する取り組みが進んでいます。
“人がやるべきこと”と“テクノロジーが代替できること”を分け、業務再編を図ることがカギです。

◎ 多職種連携と“生活支援”視点の強化

従来の医療モデルではなく、「暮らしを支える」視点からの多職種連携が重要になります。医師や看護師だけでなく、ケアマネジャーやヘルパー、行政職員、地域住民といった多様なプレーヤーが支え合う仕組みを作ることが、地域包括ケアの実現に直結します。

まとめ

2025年問題は、「来るべき未来」ではなく、すでに私たちの目の前にある「現在進行形の課題」です。
人材不足や制度の限界を嘆くよりも、今できる工夫や連携を進めることが、5年後・10年後の業界を支える力になります。

医療・介護業界が直面する構造的な転換期――それは同時に、次世代のケアのあり方を創るチャンスでもあるのです。現場にいる私たち一人ひとりが、この課題を“自分ごと”として捉え、知り、動くことが求められています。
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さいごに

現在弊社では仲間を募集しています!
私たちのステーションは、クリニックと連携しているのでそこも魅力の一つになります。
グループ内での連携が整っているので、お互いの仕事を尊重し合い、働きやすい環境になっています。
情報交換もしていくので、看護師さんのスキルアップにも繋がります。
訪問看護師として、また、この福利厚生をふんだんに利用して、充実した時間を一緒に過ごしませんか?
転職やキャリアチェンジをお考えの方は是非一度お問い合わせ下さい★
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