ステーションコラム

訪問看護で広がる未来:意思決定支援で支える心と身体

2024/07/01

こんにちは!ライフ訪問看護ステーション事務長の小高です。

いつもコラムをみていただき、ありがとうございます!まずはじめに、皆さまにホームページからの応募限定で受けられる、看護師さんのための特別な福利厚生制度についてご紹介をさせていただきます☆
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業界初!!のスーパー福利厚生かと思います☆
普段は美容外科で◯十万円〜提供しているコースを、弊社では福利厚生で受けていただけます!!

・ハイフ 3~6ヶ月1回
金糸やメスを使わずにシワたるみのリフティング(フェイスリスト)ができる最新のHIFU機器です。
メスや糸を使わない自然な感じにリフトアップできます。

・ハイドラフェイシャル 月1回
クレンジング・ピーリング・毛穴吸引・シミ・そばかす、のみならず、赤ら顔やニキビ跡の赤身にも効果があります。さらに照射することでコラーゲンが増生され、肌のハリやキメも整うため、総合的な美肌効果を得られます。

・フォトフェイシャル ステラM22 月1回
シミ・そばかす・赤ら顔・ニキビ跡の改善。3ステップ30分で6つの機能「クレンジング、ピーリング・毛穴吸引、保湿、美容液導入、保護」を行う美容トリートメントです。
ハイドラフェイシャルだけが特許技術を使用して、おうちで撮れない毛穴の汚れを除去しながら、保湿成分を含む美容液を肌に浸透させます。施術直後から肌がやわらかくツルツルに明るくトーンアップし、さらにその効果は長期間持続します。

・ケアシス
シミ・くすみ・キメ・小じわなどのお悩みに神経細胞から抽出された高機能ペプチド美容液を導入します。
肌への刺激はなく、透明感とハリのあるお肌へ導きます。

※美容機器につきましては今後新しい機械を定期的にアップデートしていく予定です!

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訪問看護は、ご利用者さまの病状や身体的なサポートだけでなく、精神的な支えとなることも重要な役割です。特に、ご家族とご利用者さまの意思疎通が難しい状況や、疾病により会話が困難な場合には、訪問看護師が決断の手助けをすることが求められます。今回は、訪問看護における意思決定支援の方法についてご紹介します。

 

意思決定支援とは?

意思決定支援とは、文字通り「意思」を「決定」することを「助ける」ことを意味します。通常、意思決定には認知能力と価値観が必要です。しかし、訪問看護においては、これらに加えて支援対象者の個性、認知能力、身体・精神状態、そして支援者による熟練した技術と忍耐力が求められます。つまり、訪問看護における意思決定支援とは、本人や家族が自己決定に基づいて、望む形で療養生活を送るための重要なサポートを提供することです。

 

訪問看護の意思決定支援の特色

訪問看護における意思決定支援は、以下のような特色があります。

療養場所について
訪問看護の主な療養場所はご利用者さまの自宅です。治療方針や対処の選択肢について、訪問看護師は病棟との違いを明確に伝える必要があります。

中心となる考え方
病棟とは異なり、訪問看護の中心となる考え方は「治療する」ことではなく、「生活する」ことです。この考え方に加えて、各家庭の生活スタイルや環境、介護度、経済状況などの情報を総合してご利用者さまの意思決定を支援します。

意思決定支援のためのスキル
訪問看護師には、以下のような経験とスキルが求められます。

1,決定を下支えする十分な体験や経験
2,決定に必要な情報の入手・比較・活用ができること

意思決定支援を行うには豊富な経験とスキルが必要ですが、現在の医療現場では意思決定支援の定義はされておらず、経験の比重が大きい状況です。

 

意思決定支援への取り組み

意思決定支援が必要なケースでは、対象者になる可能性が高いのは終末期のご利用者さまです。
早い段階で本人とご家族の意思を確認し、今後希望するケアや環境についてのリクエストを明確に把握することが大切です。訪問看護師は、これらの情報を傾聴によって聞き取り、現実的な選択肢を提示して納得のいく決断を導きます。そのためには、訪問看護師・ご利用者さま・ご家族間での信頼関係が重要です。
公的な取り組みの一例として、2018年に「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」が作成され、一般にも意思決定支援という言葉が浸透しました。

 

訪問看護師の倫理について

意思決定支援においては、「看護倫理」に沿った考え方を指針とする方法も有効です。看護の実践における倫理原則は以下の4つです。

1,自立の尊重:患者自身の決定や意思を大切にし、行動を制限したり干渉しない。
2,無危害:患者に危害を及ぼさず、危険を取り除き予防に努める。
3,善行:患者のために最善を尽くす。患者の考えに沿った治療方法を考案する。
4,公正と正義:限りある医療資源を公平に平等に扱う。

看護倫理は、人間の生命と尊厳及び権利を尊重する行動の指針であり、意思決定支援においても重要な基準となります。

 

意思決定支援のプロセス

意思決定支援のプロセスは以下の通りです。

1,スムーズな意思決定を阻害する要素を把握する。
・ご利用者さまの認知力の低下に関しては早期の意思確認を行う。
・今後の障害となる疼痛・苦痛について対処法を提示する。

2,選択した治療方法が必要な理由を説明し、正しく理解されているか確認する。
・治療方法に関する正しい知識と効果を説明。
・治療方法が複数ある場合は比較検討できるよう情報を整理。

3,治療を受けるとどうなるか、受けない場合どうなるかを説明する。
・治療を受けなかった場合の選択肢も提示し、あらゆるケースについて情報提供する。

これらのプロセスを踏まえ、意思決定支援を行います。各プロセスでは、ご利用者さまの理解レベルを把握し、次の段階へ進めます。情報は正しく伝わって初めて「正しい」判断ができるため、こまめなすり合わせが重要です。また、訪問看護師自身の考える「正しさ」とご利用者さまの「結論」が必ずしも一致するわけではないことを理解しておく必要があります。

 

まとめ

意思決定支援は、経験と知識、そしてコミュニケーション能力が必要です。決定までには話し合いと情報提示、相互理解が不可欠であり、時間がかかる働きかけとなります。この決断に携わる機会があれば、訪問看護師としても、一人の人間としても大きな成長を遂げることができます。
その人の本当の望みを聴き、意思に沿った看護を実現したいと考える方にとって、訪問看護は貴重な機会となります。ご興味があれば、一緒に腕を磨いていきましょう。訪問看護の現場で、あなたの力が必要とされています!
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さいごに

現在弊社では仲間を募集しています!
私たちのステーションは、クリニックと連携しているのでそこも魅力の一つになります。
グループ内での連携が整っているので、お互いの仕事を尊重し合い、働きやすい環境になっています。
情報交換もしていくので、看護師さんのスキルアップにも繋がります。
訪問看護師として、また、この福利厚生をふんだんに利用して、充実した時間を一緒に過ごしませんか?
転職やキャリアチェンジをお考えの方は是非一度お問い合わせ下さい★
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