訪問看護に関する公費負担医療制度 ――必要な支援を、確実に届けるために
2025/08/21

目次
こんにちは!ライフ訪問看護ステーション事務長の江藤です。
いつもコラムをみていただき、ありがとうございます!まずはじめに、皆さまにホームページからの応募限定で受けられる、看護師さんのための特別な福利厚生制度についてご紹介をさせていただきます☆
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業界初!!のスーパー福利厚生かと思います☆
普段は美容外科で◯十万円〜提供しているコースを、弊社では福利厚生で受けていただけます!!
・ハイフ 3~6ヶ月1回
金糸やメスを使わずにシワたるみのリフティング(フェイスリスト)ができる最新のHIFU機器です。
メスや糸を使わない自然な感じにリフトアップできます。
・ハイドラフェイシャル 月1回
クレンジング・ピーリング・毛穴吸引・シミ・そばかす、のみならず、赤ら顔やニキビ跡の赤身にも効果があります。さらに照射することでコラーゲンが増生され、肌のハリやキメも整うため、総合的な美肌効果を得られます。
・フォトフェイシャル ステラM22 月1回
シミ・そばかす・赤ら顔・ニキビ跡の改善。3ステップ30分で6つの機能「クレンジング、ピーリング・毛穴吸引、保湿、美容液導入、保護」を行う美容トリートメントです。
ハイドラフェイシャルだけが特許技術を使用して、おうちで撮れない毛穴の汚れを除去しながら、保湿成分を含む美容液を肌に浸透させます。施術直後から肌がやわらかくツルツルに明るくトーンアップし、さらにその効果は長期間持続します。
・ケアシス
シミ・くすみ・キメ・小じわなどのお悩みに神経細胞から抽出された高機能ペプチド美容液を導入します。
肌への刺激はなく、透明感とハリのあるお肌へ導きます。
※美容機器につきましては今後新しい機械を定期的にアップデートしていく予定です!
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公費負担医療制度とは?
医療費が高額になる患者さんや、継続的な治療・支援を必要とする方にとって、**「公費負担医療制度」**は大きな支えになります。
これは、特定の病気や障害、生活状況に応じて、医療費の一部または全部を公費で補助する制度です。
健康保険だけではまかないきれない医療費負担を軽減し、必要な医療を安定して受けられるよう支援することが目的です。
公費負担医療にはいくつかの種類があり、それぞれ対象者や対象医療が異なります。
訪問看護にかかわる場面でも、この制度を正しく理解し、適切に利用者に案内することが大切です。
公費負担医療の対象となる医療とは?
公費負担医療の対象となるのは、主に以下のような医療や治療行為です:
・難病や小児慢性特定疾病など、長期療養が必要な疾患への医療
・身体障害者や精神障害者への治療・医療リハビリ
・原爆被爆者や生活保護受給者の医療
・感染症(結核など)に対する医療
対象範囲は制度ごとに異なりますが、医師の診断や指定医療機関での治療が条件となる場合が多く、事前申請や認定が必要です。
訪問看護がこれらに含まれるかどうかも、制度ごとに確認が必要です。
訪問看護に適用される公費負担医療制度
訪問看護において、特に関係の深い公費負担制度には以下のようなものがあります:
● 小児慢性特定疾病医療費助成制度
小児の慢性疾患に対し、訪問看護も助成の対象となります。
家庭での療養が長期にわたる場合、訪問看護の継続が重要な支えになります。
● 障害者総合支援法による自立支援医療
精神障害や知的障害をもつ方に対して、訪問看護が「自立支援医療(精神通院)」の対象として位置づけられることがあります。
指定訪問看護事業所でのサービスが原則となり、費用の一部が公費で賄われます。
● 生活保護法による医療扶助
生活保護受給者の訪問看護については、医療扶助として全額公費で支給されます。
ただし、医師の意見書や必要性の明確な記載が求められます。
難病法による医療費助成制度(特定医療)
「難病法」による医療費助成は、特定の難病にかかっている方を対象に、医療費の一部を公費で補助する制度です。
訪問看護も助成対象に含まれ、日常的な病状管理や療養支援が行われています。
この制度では、「特定医療費(指定難病)」の認定を受けることが必要であり、医療機関・医師も指定を受けている必要があります。
対象疾患は300種類以上におよび、ALS(筋萎縮性側索硬化症)やパーキンソン病など、在宅療養が中心となる疾患も多く含まれています。そのため、訪問看護が重要な役割を果たす場面が多くあります。
公費制度の理解が、支援につながる
公費負担医療制度は、利用者にとって経済的・精神的な安心につながる仕組みです。
しかし、制度が複雑で、本人や家族だけでは内容を正確に理解しづらいことも少なくありません。
だからこそ、訪問看護師が制度の基本を理解し、「これは助成の対象になるかもしれない」と気づき、必要に応じてケアマネージャーや主治医、医療ソーシャルワーカーと連携できることが重要です。
また、制度の適用には、指定医療機関・事業所の登録や医師の書類が必要なケースが多いため、事業所内でも定期的に制度の見直しや勉強会を行うことが望ましいといえるでしょう。
まとめ
訪問看護は、病気や障害のケアだけでなく、「その人が安心して暮らせる環境を支える仕事」でもあります。
医療制度の知識は、直接的なケアとは異なりますが、利用者の暮らしを支える大切な“看護”のひとつです。
「公費制度を活用すれば、もう少し安心して在宅で暮らせますよ」
そんな一言が、利用者さんやご家族にとって大きな力になるかもしれません。
これからも、制度の知識を味方にしながら、よりよい看護の提供を目指していきましょう!
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さいごに
現在弊社では仲間を募集しています!
私たちのステーションは、クリニックと連携しているのでそこも魅力の一つになります。
グループ内での連携が整っているので、お互いの仕事を尊重し合い、働きやすい環境になっています。
情報交換もしていくので、看護師さんのスキルアップにも繋がります。
訪問看護師として、また、この福利厚生をふんだんに利用して、充実した時間を一緒に過ごしませんか?
転職やキャリアチェンジをお考えの方は是非一度お問い合わせ下さい★
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