訪問看護ステーション レセプトの返戻 ――“請求できない”を防ぐためにできること
2025/08/28

こんにちは!世田谷で訪問看護サービスを行う「ライフ訪問看護ステーション」、事務長の江藤です。
当ステーションでは、高齢者の在宅ケアを中心に訪問看護を提供しています。
いつもコラムをみていただき、ありがとうございます!
まずはじめに、皆さまにホームページからの応募限定で受けられる、看護師さんのための特別な福利厚生制度についてご紹介をさせていただきます☆
ライフ訪問看護ステーション採用情報はこちら
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
業界初!!のスーパー福利厚生かと思います☆
普段は美容外科で◯十万円〜提供しているコースを、弊社では福利厚生で受けていただけます!!
・ハイフ 3~6ヶ月1回
金糸やメスを使わずにシワたるみのリフティング(フェイスリスト)ができる最新のHIFU機器です。
メスや糸を使わない自然な感じにリフトアップできます。
・ハイドラフェイシャル 月1回
クレンジング・ピーリング・毛穴吸引・シミ・そばかす、のみならず、赤ら顔やニキビ跡の赤身にも効果があります。さらに照射することでコラーゲンが増生され、肌のハリやキメも整うため、総合的な美肌効果を得られます。
・フォトフェイシャル ステラM22 月1回
シミ・そばかす・赤ら顔・ニキビ跡の改善。3ステップ30分で6つの機能「クレンジング、ピーリング・毛穴吸引、保湿、美容液導入、保護」を行う美容トリートメントです。
ハイドラフェイシャルだけが特許技術を使用して、おうちで撮れない毛穴の汚れを除去しながら、保湿成分を含む美容液を肌に浸透させます。施術直後から肌がやわらかくツルツルに明るくトーンアップし、さらにその効果は長期間持続します。
・ケアシス
シミ・くすみ・キメ・小じわなどのお悩みに神経細胞から抽出された高機能ペプチド美容液を導入します。
肌への刺激はなく、透明感とハリのあるお肌へ導きます。
※美容機器につきましては今後新しい機械を定期的にアップデートしていく予定です!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「返戻(へんれい)」とは?
訪問看護ステーションで毎月行う大切な業務のひとつが、レセプト(診療報酬明細書)請求です。
これは、訪問看護で提供したサービスに対して、医療保険や介護保険から報酬を得るための手続きですが、時に「返戻(へんれい)」という対応が返ってくることがあります。
「返戻」とは、提出したレセプトに不備や確認事項があった場合に、保険者や審査機関から“いったん返される”処理のことです。
請求が保留になるため、対応が遅れると入金時期にも影響が出てしまいます。
なぜ返戻が起きるのか?
返戻にはさまざまな理由がありますが、主な原因は以下のようなものです。
① 記載内容の不備や記載漏れ
記号の記載ミスや、医師の指示日・訪問日などの整合性が取れていない場合などは、形式的な不備として返戻されることがあります。
② 医師の指示書との不一致
訪問看護は、医師の指示に基づいて実施される医療行為です。
そのため、レセプトの内容と医師の訪問看護指示書の記載内容が一致していない場合には、確認のため返戻対象になります。
③ 保険者情報の誤り
保険証の記号・番号の記入間違い、資格喪失日をまたぐ請求など、保険者情報に関する誤記は意外と多い原因のひとつです。
④ 算定要件を満たしていない
例えば、特別管理加算や複数名訪問加算などは、算定のための要件や必要記録が満たされていないと、レセプトが返戻となる場合があります。
返戻を防ぐためにできること
返戻を防ぐには、事前の確認とチーム内での情報共有が重要です。
以下のような取り組みが、日々の業務の中で効果的です。
● 医師指示書とレセプト内容の照合
訪問日や訪問内容が、医師の指示書と合っているかをしっかり確認しましょう。
特に変更があった場合は、最新の指示書が届いているか、適切に更新されているかを確認することが大切です。
● 記録内容と請求内容の整合性確認
看護記録とレセプト内容が一致しているかどうか、加算の要件が満たされているかをチェックリストなどで確認すると、記入ミスの発見につながります。
● 保険証情報の更新確認
利用者の保険証は年に一度更新されることが多く、気づかずに旧情報のまま請求してしまうケースも。
定期的に保険証の確認を行いましょう。
● スタッフ間の申し送り・共有
特に加算要件に関する情報や、複雑な訪問計画は、記録だけでなくスタッフ間での口頭共有やカンファレンスでの確認も有効です。
返戻が起きたときの対応
返戻が起きたからといって、すぐに焦る必要はありません。
まずは、返戻理由をしっかり確認し、正しい内容で再請求することが大切です。
再請求には、期限が定められていることが多いため、対応が遅れないように体制を整えておく必要があります。
また、返戻が頻繁に起きる場合は、事務手続きや書類管理の見直しを行うことで、トラブルの根本解決につながります。
まとめ
訪問看護ステーションのレセプト業務は、現場の看護師の記録と、事務スタッフの処理が連携することで初めて成り立ちます。
返戻を「事務だけの問題」とせず、現場と事務が一緒に正確な記録と情報共有を意識することが、返戻の防止に最も効果的です。
返戻がなくスムーズな請求ができるということは、それだけ“適切な看護が提供されている”ことの証にもなります。
今一度、自分たちのレセプト業務を見直すきっかけとして、チーム全体で取り組んでみてはいかがでしょうか。
安心のサポート体制と充実の福利厚生!★弊社の福利厚生も要チェック★
さいごに
現在弊社では仲間を募集しています!
私たちのステーションは、クリニックと連携しているのでそこも魅力の一つになります。
グループ内での連携が整っているので、お互いの仕事を尊重し合い、働きやすい環境になっています。
情報交換もしていくので、看護師さんのスキルアップにも繋がります。
訪問看護師として、また、この福利厚生をふんだんに利用して、充実した時間を一緒に過ごしませんか?
転職やキャリアチェンジをお考えの方は是非一度お問い合わせ下さい★
ライフ訪問看護ステーション採用情報はこちら